主人公が最初に出会うキャラ、ティノくん。
非力でドジでなぜか不運に見舞われることが多いものの、
何があってもへこたれず明るく、
男女問わず、すぐ人を好きになる素直な性格。
(新刊XYLOPHONEより引用)
◆
以下、ちょっと物語のテーマ的な部分について。
アクションゲームなので、テンポを削ぐ長い会話シーンを省きつつ物語をみせる、
ということや、記憶や過去、といった、思い出せば辛い、でももう変えられない、
そういうものに対してじゃあ、今自分はどう生きることが救いになるのか?
今まさにどう歩けば過去を超えて充実した生を獲得できるのか?
――といったことが、元々あったシナリオを整合させてる内に、
より主題として浮上してきてる気がします。
(主人公とティノはあくまでお気楽な子どもコンビですが)
誰かとすれ違ったまま宙に浮いた過去とか、埋めがたい喪失、後悔、等等。
登場キャラがそこを超えていく道程を、少ない言葉で、表現できたら良いなと。
考えたら私自身長く悩んできたことなので、自然そうなってくのかも、ですね。
自ら心する目的で、テーマ的な部分は時折ちょびっとずつ書いてまいります。